春の雪と三島由紀夫の世界

2015年04月17日
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Honya Club.comスタッフ
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shutterstock_177605108今週は桜が満開したと思ったらまさかのみぞれ、雪と各地で珍しい現象が起こっていました。わたしの家の近くの桜並木ももう散ってしまい、短い春でした。

”春の雪”というのを俳句の季語などで調べると、 冬の雪と違って解けやすく降るそばから消えて積もることがないので淡雪ともいうそうです。 とても風情ある言葉ですね。

三島由紀夫の最後の長編小説『豊饒の海』の第1巻も『春の雪』という題名です。 華族(侯爵)の令息・松枝清顕と幼馴染の令嬢・聡子との禁断の恋を描いた作品です。 ちなみに最終巻の『天人五衰』の入稿日に三島由紀夫は市ヶ谷の自衛隊駐屯地で楯の会事件を起こし、割腹自殺しました。

春の雪 改版
著者:三島由紀夫
発売日:2002年10月
発行所:新潮社
価格:767円(税込)
ISBNコード:9784101050218

まさに淡雪のような2人の恋は、竹内結子、妻夫木聡主演で 行定勲監督によっても映像化されています。 とても旬な作品と思えるので週末に手に取ってみてはいかがでしょうか?

春の雪
アーティスト:行定勲
発売日:2006年04月28日
発行所: 東宝(株)
価格:5,184円(税込)
JANコード:4988104034182

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