3月のライオン

2016年秋アニメ「3月のライオン」原作コミックはこれを読め!期待度ランキングベスト5【Part1】

2016年09月26日
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日販 ほんのひきだし編集部 芝原
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2016年秋アニメが10月からスタート!

2016年7月からスタートした夏クールのアニメが9月で終了し、10月からは秋アニメの放送が始まります。「DAYS」「斉木楠雄のΨ難」など一部のタイトルは10月以降も継続して放送されますが、ほとんどは新しい作品に入れ替わります。

2016年の夏アニメでは「甘々と稲妻」「DAYS」「NEW GAME!」「モブサイコ100」などがブレイク。原作コミックの売上も大きく伸びました。

参照記事
アニメ化効果は最大10倍!2016年夏アニメの原作コミック売上ランキングベスト5
隠れた名作は遅れて売れる?2016年夏アニメの原作コミック売上ランキングベスト5【8月期】

そして10月から始まる秋クールのアニメも漫画を原作としたタイトルが豊作です。数えてみると実に30本以上! 今回初めてアニメ化される作品もたくさんあります。

そこで、どの作品を見るかお悩みの方のために、原作コミックの放送直前の売上動向や購入層の分析データをもとにヒット間違いなしのタイトルを5つ厳選しました。これから数回に分けてご紹介いたします。

 

『3月のライオン』コミック紹介

第1回でご紹介するのは、『3月のライオン』(羽海野チカ/白泉社)です。

3月のライオン 1
著者:羽海野チカ
発売日:2008年02月
発行所:白泉社
価格:504円(税込)
ISBNコード:9784592145110

『3月のライオン』の作者は、美大を舞台に若者たちの恋愛模様を描いた『ハチミツとクローバー』が大ヒットした羽海野チカさん。『ハチミツとクローバー』はアニメ化や実写映画化、ドラマ化もされましたね。そんな羽海野チカさんが今作『3月のライオン』で選んだテーマは、まさかの”将棋”。青年向け漫画誌の白泉社「ヤングアニマル」での連載ということもあり、2007年の連載開始当時は、意外な選択に驚いた方が多かったのではないでしょうか。

そんな『3月のライオン』も連載を重ねるごとに着実にファンの心を掴み、「マンガ大賞2009」第3位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2011」第2位、そして「マンガ大賞2011」ではついに大賞を受賞し、その後も講談社漫画賞(一般部門)や手塚治虫文化賞マンガ大賞など数々の賞を受賞して、誰もが認める人気漫画へと成長しました。単行本は現在第11巻まで発売中。10月からのアニメ化のみならず、2017年には実写映画の公開も決定しています。

『3月のライオン』の主人公は、幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である幸田というのもとに内弟子として引き取られた桐山零(きりやま れい)という男の子。零は複雑な家庭環境の中で将棋に没頭し、孤独と戦いながら将棋の才能を開花させていきます。しかし15歳で将棋のプロ棋士になった零は、幸田の実子との軋轢もあって、「六月町」という町で一人暮らしを始めることに。1年遅れで編入した高校でも孤立し、将棋の対局でも不調が続く零。そんな時、橋向かいの「三月町」に住む「あかり」「ひなた」「モモ」の3姉妹に偶然出会ったことから、孤独と闘いしかなかった零の生活は少しずつ変わり始めます。

〉『3月のライオン』作品紹介ページ(第1話試し読みあり)
http://www.hakusensha.co.jp/cgi-bin/comics/comics_ore.cgi?isbn=9784592145110&mode=0

 

漫画『3月のライオン』の読者の特徴は?

handakun-win

『3月のライオン』の読者層の男女比は4:6(日販 WIN+調べ)。『ハチミツとクローバー』の影響もあってか、青年漫画誌で連載されている作品でありながら女性読者の方が多いのが特徴です。また男性において10~20代の若い読者が多いのも、「ヤングアニマル」連載作には珍しいことだといえます。

『3月のライオン』の単行本を購入した方が他にどのような漫画を買っているのか調べてみると、『銀の匙-Silver Spoon-』(荒川弘/小学館)や『四月は君の嘘』(新川直司/講談社)、『聲の形』(大今良時/講談社)といった「生き辛さを感じている孤独な少年」の登場する作品が多く見られました。10代、20代の若い読者が多いのは、主人公を自分の心境と重ねて読んでいるからなのかもしれません。

 

アニメ「3月のライオン」紹介

『3月のライオン』は、新房昭之監督とシャフト(アニメーション制作)のタッグによってアニメ化されます。新房監督×シャフトといえば、「化物語」や「魔法少女まどか☆マギカ」といった大人気アニメを手掛けた組み合わせ。過去に制作されたアニメの作風と『3月のライオン』の雰囲気があまりに違うので、メインスタッフが発表された当初は「どんな作画になるんだろう?」と思いましたが、PVが公開されて、そんな心配は一切無用だったことが分かりました。

気になるキャスト陣は、主人公・桐山零役に「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」で三日月・オーガス役を演じた河西健吾さんが決定。そのほか川本家を支える3姉妹の長女・川本あかり役には「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で本間芽衣子役、「あまんちゅ!」で大木双葉(てこ)役を演じた茅野愛衣さん、川本ひなた役には「物語」シリーズで千石撫子役、「ニセコイ」で小野寺小咲役を演じた花澤香菜さん、川本モモ役には「七つの大罪」でホーク役を演じた久野美咲さんが決定しています。

また主題歌では、単行本第10巻発売時にコラボレーションしたBUMP OF CHICKENと再びコラボレーション。オープニングテーマは書き下ろしの新曲「アンサー」(上のPVでも聴くことができます)、エンディングテーマは第10巻でコラボレーションした際の楽曲「ファイター」に決定しています。

TVアニメ「3月のライオン」は、2016年10月8日(土)23:00よりNHK総合テレビにて放送されます。

〉TVアニメ「3月のライオン」公式ページ
http://3lion-anime.com/

*

『3月のライオン』は、大切なものを失った人たちが寄り添いながら少しずつ何かを取り戻していく、とても優しい物語ですが、その一方で、何かを獲得するために戦う厳しさを描いた作品でもあります。羽海野チカさんは柔らかで可愛らしい絵柄が印象的ですが、『3月のライオン』では人間の弱さやそこから生まれる悪意、生きることの苦しさが真正面から描かれており、魂を削りながら描いているとしか思えないような緊迫感があります。

また、将棋の描写も魅力的です。戦いに身を投じる棋士たちは鬼神のような姿を見せる一方で、何とも言えない愛嬌や色気も持っています。枯れ専・おじさま好きな方は特に、ハマるに違いありません。

将棋がテーマということで、「地味そう」「ルールを知らないので読んでもつまらないのでは」と敬遠している方もいるかもしれませんが、『3月のライオン』は正直に言って、将棋のルールが全然分かっていなくても楽しめます。むしろそれだけの理由で読まずにいるのは非常にもったいない! ぜひアニメ第1話だけでも、まずは見てみてください。この秋クールで一番期待している作品です。

***

皆さん、『3月のライオン』に興味を持っていただけたでしょうか? 次回は『ドリフターズ』をご紹介いたします。お楽しみに!

【Part2】「ドリフターズ」の記事を読む ▶

 

10月放送開始の秋アニメ一覧

【2016秋アニメ】漫画原作の新作アニメ番組一覧

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