• 芥川賞受賞作『スクラップ・アンド・ビルド』がNHKドラマ化され12月に放送!羽田圭介自身は2017年正月にドラマデビュー

    2016年08月30日
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    ほんのひきだし編集部
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    スクラップ・アンド・ビルド
    著者:羽田圭介
    発売日:2015年08月
    発行所:文藝春秋
    価格:1,296円(税込)
    ISBNコード:9784163903408

    又吉直樹さんの『火花』(文藝春秋)とともに第153回芥川賞を受賞した羽田圭介さんの小説『スクラップ・アンド・ビルド』が、NHK土曜ドラマとして2016年12月17日(土)に放送されることが決定しました。主演は柄本佑さん。そのほか山下リオさん、浅香航大さん、秋元才加さん、浅茅陽子さん、山谷初男さんなどが出演します。

    原作『スクラップ・アンド・ビルド』は、28歳無職の主人公・健斗が、同居している要介護状態の祖父が口癖のように繰り返す「もう死んだほうがよか」という言葉に応えるべく、できる限り自分で動いてもらうのではなく、むしろ手厚く介護して祖父を弱らせることで「尊厳ある死」を迎えてもらおうと企てるという内容の物語。

    「スクラップ・アンド・ビルド」は、老朽化などにより効率の悪くなった設備・組織を廃棄して新しいものを設けるという意味。仕事を辞め再就職を志すも難航し、未来の見えない毎日を送っている健斗が、祖父との奇妙な攻防戦を通してどのように人生を再構築するのか? 12月の放送を楽しみに待ちましょう。

    なお原作者の羽田圭介さん自身は、2017年正月に放送されるNHK新春スペシャルドラマ「富士ファミリー2017」でドラマデビューすることが決定しています。こちらは2016年1月2日に放送された、人気脚本家の木皿泉さんによる「富士ファミリー」の続編。羽田圭介さんは小泉今日子さん演じるナスミと知り合う謎の男・テッシンを演じます。

     

    土曜ドラマ「スクラップ・アンド・ビルド」

    〈あらすじ〉
    主人公の健斗(28)は無職。勤務していた会社に嫌気がさして仕事を辞め、行政書士資格試験に向けての勉強をしながら就職活動をしているが、企業の中途採用試験には落ち続け、いやになるほど無為な日々を送っている。

    健斗は、母親と、87歳になる要介護の祖父と同居している。祖父は大きな病気もしておらず年齢からすれば健康体といっていいくらいだが、体が思うようには動かず、口癖は「もう死んだほうがよか」。そんな祖父にへきえきとする健斗だったが、ある時、ふと健斗は思う。自分はいままで、祖父の心の叫びを、聞き流していたのではないのか? ただベッドに横たわり、やがて来る死を待つだけなら、早めに死にたくもなるのではないだろうか。健斗は自分の今までの祖父への接し方が、相手の気持ちに向き合わない自己中心的なものに思えてくるのだった…。

    もやもやする思いを健斗は介護業界で働く友人の大輔に話し、「被介護者を可能な限り手厚く介護することがいちばん効果的なんじゃないか」、と助言される。「え、どういうこと?」。「過剰な介護を受けて動かなくなれば、人間、筋肉も脳もいっぺんに衰えるからさ」と大輔が健斗に言う。祖父が心から望む安らかな尊厳死を迎えることができるように、祖父をできる限り手厚く介護して弱らせてあげようというヘンテコな決意が健斗の心に生まれ、そして祖父との奇妙な介護の攻防戦(?)が始まる。しかし、祖父に秘められた謎がしだいに大きくなるとともに、事態は思いがけない展開を見せ始めて…。

    果たして健斗はどのように人生を再構築するのか? 現代を鮮やかに写し取りながら、ドラマは展開する。

    放送予定:
    2016年12月17日(土)放送(総合 21:00~22:13[73分・単発・全国放送])

    原作:
    羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』

    脚本:
    香坂隆史

    音楽:
    サンガツ

    出演:
    柄本佑、山下リオ、浅香航大、秋元才加、浅茅陽子、山谷初男 ほか

    ドラマ公式サイト
    http://www.nhk.or.jp/dodra/scrapandbuild/

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