ガンカンジャ

26歳で胃がんを患った青年の物語『ガンカンジャ』が2巻同時発売

2016年08月02日
楽しむ
ほんのひきだし編集部
Pocket

26歳で胃がんを患った青年の闘病生活を描いた累計1200万PVのWEBコミック『ガンカンジャ』の第1巻・第2巻が、7月29日に発売されました。

ガンカンジャ 1
著者:フツー
発売日:2016年07月
発行所:KADOKAWA
価格:1,080円(税込)
ISBNコード:9784048659901
ガンカンジャ 2
著者:フツー
発売日:2016年07月
発行所:KADOKAWA
価格:1,080円(税込)
ISBNコード:9784048659918

作者はソウル出身のフツーさん。お父さんが胃がんを発症して8年の闘病生活の末に亡くなっており、死後に「自分はがんに苦しんでいたお父さんと、向き合えていたのだろうか」と悩んだことから、がん患者の不安や悩み、周囲の人々との絆を漫画で描くことにしたのだとそうです。

漫画を描いたのは、この『ガンカンジャ』が初めて。しかし2013年に韓国でWEB上に発表後、大きな反響を呼び韓国にて2014年に書籍化、さらに2015年5月にはWEBコミックサイト「レジンコミックス」の目玉作品として日本へ上陸し、同年8月には米国版ハフィントンポストで英語版の連載が開催されるなど、急速なスピードで世界中に読者を増やしています。

〈あらすじ〉
ある日、 青年に宣告されたのは、 ステージ4の胃がん。
病に冒されて初めてわかった、 家族、 恋人、 友人たちへの大切な想い。
だが、 死の影が確かな足音を立てて迫ってくる。
そして彼は、 不思議な森である生き物たちと出会い――。

ただの腰痛だと思って医者に行ったら、胃がんにかかっていて転移が進んだ末期の状態であると宣告された主人公。家族や恋人にそれを打ち明けたり、実際に闘病生活を送ったりすることで、自分ががん患者であることにじわじわと実感がわいてはくるのですが、サッカーの試合にたとえて「すでにゲームは終わっているのに、僕だけ『は? 時間まだ残ってない?』と認めてない感じ」「平凡に生きたかった ちょっとつまらなくて、ちょっと退屈でも」と、生きることへの望みを捨てきれません。

『ガンカンジャ』では主人公が生きることを切実に望みながらも、少ない生を消費するように日々時間が過ぎていくさまが、柔らかいタッチの絵でひたすら淡々と描かれています。

日本人の死亡原因ナンバーワンとも言われている、がん。『ガンカンジャ』は主人公と同じように重い病気を治療中の患者だけでなく、それを治療する側の医者からも「がんになるということ、 自分の死を受け入れるということが、 こんなにも孤独なことだということに気づかされました。 今後、 がん患者の方々と接する時は、 以前のように冷静な態度と気持ちではできなさそうです」と推薦コメントが寄せられています。

気になった方はぜひ、特設サイトの試し読みを読んでみてください。

〉『ガンカンジャ』特設サイト(試し読みあり)
http://amwbooks.asciimw.jp/sp/gankanja/

Pocket

タグ
  • ほんのひきだし公式Instagram

    ほんのひきだし公式Instagram
  • 関連記事

    ページの先頭に戻る