• 今度帰省したら、実家の猫たちを思いっきり抱きしめようと思う

    2016年01月21日
    本屋を歩く
    きいろねこ(日販 販売企画G)
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    昨年11月某日、実家に帰省しているときに仔猫を拾いました。顔は目ヤニと鼻水でぐちゃぐちゃ、ノミだらけの体で路上をフラフラしており、近くに母親らしき猫も見当たらなかったので家族にあわてて電話をかけ、保護したのです。

    ノミだらけでおまけに風邪も引いていたその仔猫は、ひとまずお風呂に入れた後すぐに獣医のもとへ連れて行き、点滴と駆虫処置をしてもらいました。我が家は一家揃って昔から大の「猫派」で当時すでに猫を6匹飼っていたのですが、家へ帰っても風邪が治るまでは他の猫と一緒に生活させられないので、しばらく別の部屋で過ごすことに。家に馴染むまでなかなか大変でしたが、今では元気に家中を走り回るようになり、家族全員メロメロです。

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    ところで現在、空前の猫ブームが到来しています。「猫派」が「犬派」をはじめて上回ったり、猫を特集した雑誌の売れ行きがよかったり……。猫派の私としては嬉しい限りですが、かつてのシベリアンハスキーよろしく流行に乗って「かわいい」だけが先行し、命が軽視されているのではないかと危惧しています。

    猫以外の動物もそうなのでしょうが、猫を飼うのは大変です。家族が一人増えるのと一緒だと言っても過言ではありません。犬のように散歩に行く必要はないかもしれませんが、1日2回のトイレ掃除は必須。予防注射や避妊手術はマストですし、病気になったら医療費もかかります。餌代だってバカになりません(筆者は猫の健康を思うならばそれなりの餌を買うべきだと考えています)。衛生面や交通事故のリスクを考えて室内飼いをするなら、脱走対策も必要。さらに爪とぎで家の中はボロボロ、頭数が増えてくるとストレスや陣地争いのために至るところでおしっこをするし、家族旅行に行くのも難しくなります。……そして残念ながら必ず、私たちは猫たちの最期を見送らねばなりません。

    猫たちとの生活は「楽しい」「かわいい」ばかりではない。この作品も、そう教えてくれています。

    猫なんかよんでもこない。
    著者:杉作
    発売日:2012年05月
    発行所:実業之日本社
    価格:972円(税込)
    ISBNコード:9784408411644

    ボクシングに人生を捧げる三十路寸前の男・ミツオ。ある日同居する兄が子猫の兄弟を拾ってきて、それぞれ“チン”と“クロ”と名付けられます。それから始まるドタバタの毎日。「犬派」だと言い張っていたミツオも、不満たらたらながら2匹の面倒を見るうちに猫のいる生活を楽しむようになるのですが、ある日、事件が起こります。

    ミツオのモデルは、著者の杉作さん自身。チンとクロの話を描いて活躍中の杉作さんですが、漫画家として成功することよりもっともっと大事なものを、きっとチンとクロから教えてもらっていたのでしょう。

    猫はかわいい。でも、それだけでは一緒に生活できない。猫たちは家族だから、楽だけでなく苦も共にしなければならない。それでも、猫との生活は何物にも代えがたい。

    そんなことを感じさせてくれる本作『猫なんかよんでもこない』。1月30日(土)からは映画も公開されます。

    〉映画「猫なんかよんでもこない」公式サイト
    http://nekoyon-movie.com/

    主演は「3年B組金八先生」の兼末健次郎役で全国に名を知らしめ、現在では現代劇から時代劇まで活躍の幅を広げている若手俳優屈指の演技派・風間俊介さん。松岡茉優さんやつるの剛士さん、市川実和子さんが脇を固めます。監督は「グッモーエビアン!」の山本透さん。ちなみにキャストも監督も皆、猫好きなのだそうです。

    筆者も先日、映画「猫なんかよんでもこない」の試写会へ行ってきました。今すぐにでも実家に帰ってうちの子たちを抱きしめたい衝動に駆られる、猫たちが愛おしくてたまらなくなる仕上がりになっています(といっても、7匹のうち3匹は触れられるのを拒む室内ノラなのですが……)。

    現在日販では、映画「猫なんかよんでもこない」とコラボレーションして「本屋さんでチン&クロを探せ!」キャンペーンも実施中です。杉作先生のイラストサイン色紙をはじめモフモフの猫グッズなど、猫好きならキュンキュンしてしまう商品の数々が抽選で当たります。

    チラシ 表

    〉キャンペーン特設ページはこちら
    http://www.honyaclub.com/shop/pages/fes2016spring02.aspx

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