• ふと立ち寄りたくなる本屋さん「Title」が荻窪にオープン

    2016年01月14日
    本屋を歩く
    ほんのひきだし編集部
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    1月10日にオープンした東京・荻窪の新刊書店「Title(タイトル)」。以前から注目が集まっていただけあって初日は大勢の方が来店し賑やかでしたが、近所にお住まいの方が親子連れでいらっしゃるなど、店主の辻山さんが願った「町の書店」の雰囲気をすでに醸しつつありました。今回はオープン当日のTitleを少しお見せします。

    〉本屋「Title」公式ウェブサイト
    http://www.title-books.com/

    〉インタビュー記事
    「自分の暮らす町にあったらいいなと思う本屋」 新刊書店「Title」まもなくオープン

    お店はこちら。イメージカラーの青い屋根と、ロゴデザインを担当した画家・nakabanさんによって描かれた看板が目印です。

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    中に入ると、本がぎっしり。通路が広めにとってあるので、ゆっくり立ち止まりながら本を選べます。

    ▼お店に入ってすぐの平台。店主の辻山さんが以前のインタビューで「品揃えは4:6」とおっしゃっていましたが、こちらにも辻山さんのカラーが出ています。

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    2階のギャラリーでは、現在「本をひらく展Ⅰ/『悲しみの秘義』をひらく」を開催しています。これは批評家の若松英輔さんが日本経済新聞で連載していたエッセイ「プロムナード」をまとめた『悲しみの秘義』(ナナロク社)の中の言葉と、装画を提供した「Coci la elle(コシラエル)」のひがしちかさんによる原画を展示したもの。2月11日まで楽しむことができます(詳細はこちら)。

    悲しみの秘義
    著者:若松英輔
    発売日:2015年11月
    発行所:ナナロク社
    価格:1,728円(税込)
    ISBNコード:9784904292655

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    階段を下りると、リトルプレスなどが壁棚に差してあります。その奥がレジ、さらに奥は喫茶になっています。

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    ▼ターコイズの壁紙がかわいい喫茶スペース。カウンター4席に2人用のテーブルが2つで、あわせて8席あります。

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    ▼こちらはカウンターから撮影したキッチン。現在はドリンクのみの営業となっていますが、今後軽食やデザートも追加していくそうです。

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    飲み物は浅煎り・深煎りのコーヒーのほか紅茶やりんごジュースなどがあり、お酒も提供されています。売り場と続きのフロアではありますが、ほかのお客様が全く気にならず、落ち着いてお茶をいただける空間でした。

    ▼メニューはこちら(取材当日のものです)

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    レジカウンターは売り場とカフェで1つ。希望するとロゴの入ったカバーをかけてもらえます。

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    そしてお店のオープンにより、公式ウェブサイトも新しくなっています。TOPページで紹介される「まいにちの本」も、どんな本が紹介されていくのか楽しみです(毎日朝8時に更新されるそう)。

    〉本屋「Title」公式サイト
    http://www.title-books.com/

     

    おまけ◯ 荻窪駅~Titleまでの歩き方

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    JR東口改札を出て、北口へ。向かって左側に進むと大通りに出ます(青梅街道)。
    そのまま左側の歩道を進んで杉並公会堂あたりで右の歩道へ渡り、さらに直進して「四面道」という交差点を渡ります。

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    さらに道なりに進むと、緑色の熊や「上荻二丁目」のバス停があって……

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    「八丁」の交差点まで来たら到着です! 隣(向かって奥)はコンビニエンスストアになっています。

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    ―辻山さんは、なぜ独立して書店をやろうと思ったんですか?

    「理由は一つではないですが、個人で書店をやっている方が知り合いに何人もいたので、それを見ていて『自分もそうなるのかな』と思っていたというのはあります。あとは母の看病のために神戸の実家に何度も帰っていて、働いているとあっという間に時間が過ぎていくんですが、そのときは何もしないぼんやりとした時間を過ごしていたんです。それが生き方をあらためて見つめる機会になったというのもあります」

    「リブロ池袋本店が閉店するタイミングでの退職にはなりましたが、実は閉店が決定するよりも前に独立することは決めていました。そのときはまだ契約が更新できるかどうかという状況だったんですが、もし更新できたとしても大々的に改装することになったと思うんですよ。そうすると、リブロ池袋本店が閉店するにしろしないにしろ、しばらくは非常に忙しくなるだろうなと。もし閉店になってしまうのなら、歴史ある書店の最後に立ち会うなんてめったにないことなので見ておきたいとも思っていて、いずれにしてもすべてがはっきりしてから退職することに決めていましたね」

    「会社で昇進していくという道もありましたが、先が見えると面白くないというか、正直あまり楽しく働けそうにないと思って(笑)。偉くなると現場からだんだん離れていきますし、本が好きで会社に入っても、そうじゃないことを考えていかなくちゃならなくなる。それを考えて、独立する道に行きたいなと思いました。漠然と『独立して書店をやりたい』という気持ちがあったのが、こういったことをきっかけに形になったということですね」

    ―「本が売れない」「大型書店でさえ厳しい」と言われているなかで、個人で勝負することに不安はありますか?

    「もちろんありますよ(笑)。ただ結局、どの組織にいても今は大変なわけじゃないですか。大企業でもそうだし、中小でもそうだと。それなら小回りがきくところを活かして、小商いとしての方法を見つけていきたいなと思っています」

    ***

    辻山さんの人柄が感じられる本屋さん「Title」。まだ辻山さんにお会いしたことがない方も、公式ウェブサイトのコンテンツを読んでみて、ぜひ一度訪れてみてください。

    Title(タイトル)

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    住所:東京都杉並区桃井1-5-2(MAP
    営業時間(予定):11:00~21:00(カフェは20:00にラストオーダー)
    定休日:毎週水曜・第三火曜
    ※イベント時はクローズする場合あり
    ※カフェはオープン後しばらくドリンクのみの営業
    http://www.title-books.com


    ●あわせて読みたい:「自分の暮らす町にあったらいいなと思う本屋」 新刊書店「Title」まもなくオープン

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